たとえば、1917年の極東選手権大会の時は、東京高等師範学校の海老茶色のユニフォームに、日本代表であることを示す旭日旗をモチーフにしたマークを付けて出場していたのだ。 　その後も、1980年代までは白の時代がつづいたが、1989年に突然ユニフォームは赤に変更された。 しかし、Jリーグ発足前年の1992年に初めての外国人監督としてハンス・オフトが招聘されて日本代表が本気でワールドカップ出場を目指すようになると、ユニフォームの色は再び「ブルー」に戻された。

サッカー日本代表の新ユニフォームが発表された。 　1930年の極東選手権大会に参加した日本代表は15人のうち９人が0Bを含む東京帝大の選手だったのだ。 　そこで、1917年に東京で開催された極東選手権大会に日本のサッカーが初めて参加した時には、日本最強と言われていた東京高等師範学校（筑波大学の前身）が選ばれて代表として出場した（中国に０−５、フィリピンに２−15と大敗）。

1964年東京五輪でアルゼンチンを破った時も、1968年メキシコ五輪で銅メダルを獲得した時も、日本代表のユニフォームはブルーではなく、白が基調だった。 しかし、ユニフォームは早稲田のエンジではなく、1930年に初の国際タイトルを獲得した時と同じブルーが使われており、ベルリン五輪の成功によって「ブルー」は日本代表のカラーとして完全に定着した。日本のサッカーが国際大会でタイトルを獲得したのは、これが初めてだった。

　実際、この大会で日本（全日本選抜）はフィリピンに快勝し、中国とは３−３で引き分けて同時優勝。 　国際試合に出場するために編成される日本代表。 　1930年大会で「初優勝」という好結果を残したこともあって、その後も日本代表のユニフォームには青が使われるようになった。 2002年、中田英寿、松田直樹、宮本恒靖、小野伸二、稲本潤一、三都主アレサンドロなど、若いながらも実力を備えた選手を起用し初の決勝トーナメント進出。

1927年の上海大会で日本は初めてフィリピンに勝利したが、この時は国内予選に勝った早稲田大学が出場したので、早稲田のエンジのユニフォームで戦っていた。 これまでも国内予選を勝ち抜いて出場したチームは、他クラブからの補強選手を含めて各クラブのユニフォームを使用していた。 　ユニフォームはそれまで、予選を勝ち抜いたチームが自分たちのユニフォームを着用して出場していた。

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